共同専攻の概要と特色
共同教育課程とは
静岡大学と浜松医科大学の両大学が共同して教育課程を編成・実施する大学院です。光医工学分野の高度な教育と研究指導を両大学が共同して行います。
入学定員
8名(静岡大学:5名 浜松医科大学:3名)
学位の名称
博士(光医工学)
静岡大学
光創起イノベーション研究拠点棟
浜松医科大学
フォトン研究棟
特色
静岡大学の強みである光・電子工学の先端研究の環境・実績と浜松医科大学の強みである光技術を応用した医学研究の環境・実績を、学生・教員・研究のレベルで融合して教育課程を展開します。
(1)静岡大学の光・電子工学と浜松医科大学の光医学を融合した世界最先端の研究分野
静岡大学は、先進的イメージングテクノロジーやナノテクノロジー、革新的受発光・電子工学による生体計測技術等の研究成果を積み重ねてきました。また、浜松医科大学は、光・電子工学技術による革新的医療技術と医療機器開発、光・イメージング技術による治療法・診断法の開発等の研究成果を積み重ねてきました。これらの両大学の強みを融合した分野を研究することができます。
(2)光医工学の研究開発拠点を活用した人的・技術的交流
静岡大学の電子工学研究所及び光創起イノベーション研究拠点棟、浜松医科大学の光尖端医学教育研究センター及び医工連携拠点棟に居室を置いて教育・研究が行われます。このことにより、これらの拠点で活動する企業の研究者、工学系・医学系の大学研究者等との積極的な人的交流が可能となると共に、技術指導も受けることができます。
(3)実際の医療現場に繋がる研究環境
浜松医科大学医学部附属病院等において、医療機器開発企業との共同研究を促進しています。本共同専攻の院生も指導教員の指導のもとに加わることができ、医療機器開発への参画や共同研究が可能です。
静岡大学
世界最先端のイメージングデバイスの開発
(イメージセンサウェハの評価装置)
静岡大学
超解像バイオイメージングの実験
浜松医科大学
光技術を活用した新しい
手術用立体内視鏡の開発
浜松医科大学
マルチチャンネル近赤外線
イメージングシステムによる脳機能計測